3D動画制作

裸眼3D LEDビジョンとは?仕組み・技術要件・3D動画制作の工程を解説|

裸眼3D LEDビジョンとは?仕組み・技術要件・3D動画制作の工程を解説

裸眼3D LEDビジョン(ノーグラス3D)とは、専用のメガネをかけずに、肉眼だけで立体映像を視認できるLEDビジョンです。特殊な3D素材(CGアニメーション)と、超高精細・高リフレッシュレートのLEDスクリーン、そしてリアルな3Dサウンドを組み合わせることで実現します。近年、中国・成都の太古里に設置された“UFO”をはじめ、都市の新たなランドマークとして世界中で注目されています。

本ページでは、裸眼3D LEDビジョンの仕組み、実現に必要な技術要件、そして3D動画制作の具体的な工程と費用の決まり方まで、LEDメーカーKINGVIEWが実務ベースで解説します。

KINGVIEWについて

KINGVIEW(キングビュー)は、デジタル広告ソリューションのワンストップサービスを提供するメーカーです。映像・音声のコーデック、リアルタイムレンダリング、マルチメディア信号制御、3D可視化などの技術開発を中核として、展示業・広告業向けの情報システムと可視化設計ツールを開発しています。人工知能を組み合わせたデジタルメディアおよびテクノロジーアートの革新にも取り組んでいます。

提供サービス

  • 広告機器・制御機器の供給
  • ビジュアルクリエイティブおよびシステム設計のソリューション
  • ステージパフォーマンス、展示展示のソリューション
  • ライブパフォーマンス、ナイトツアー向けマルチメディアのソリューション
  • テーマパーク、イベントセレブレーション、セレモニーのソリューション
  • その他の应用场景(シーン)に応じたソリューション

裸眼3D LEDビジョンの仕組みと話題の事例

デジタルビジュアル製品が市場に広く普及するにつれ、現代都市の「魔法のようなアート建築」がインターネット上で話題になっています。特殊効果をフルに活用した裸眼3Dの「アート+テクノロジー」プロジェクトは、都市の新しい名刺となり、観光客を惹きつけています。従来の広告メディアでは実現できない優位性があり、裸眼3D屋外LED大型スクリーンの集客力は他に代えがたいものがあります。

事例:中国・成都 太古里の“UFO”

成都・太古里に設置された“UFO”は、裸眼3Dの代表的な事例として広く知られています。このプロジェクトは次の3要素を組み合わせて実現されています。

  • 特殊CGアニメーション
  • 超高精細LEDスクリーン
  • リアルな3Dサウンド

裸眼で3D映像を視認できるのは、機器を装着せずに特殊な錯視効果を生み出す設計によるものです。以下の技術を組み合わせることで、ハイテクなLED大型スクリーンを実現しています。

裸眼3Dを実現する3つの技術要件

要件内容
① 8K超高精細8KウルトラHD解像度と、特殊な3D素材を組み合わせ、曲面・直角ディスプレイに表示します。
② 小ピッチ+高リフレッシュレート小ピッチスクリーンとリフレッシュレート3840Hz以上により、ちらつきのない滑らかな映像を実現します。シームレス拼接(継ぎ目なし)で、映像の分断を防ぎます。
③ シームレス構造モジュール間の継ぎ目をなくすことで、立体感を損なう境界線を排除します。

屋外用裸眼3D LEDビジョンの仕様

裸眼3D屋外LED大型スクリーンの製作には、一般的にP4〜P6mmのLEDスクリーンを使用します。シームレスLEDディスプレイには、拼接(継ぎ目)、色、均一性、消費電力の面で性能上の優位性があります。新しい光源の代表として、LEDディスプレイは本質的なシームレス性に加え、優れた輝度と色彩の優位性、低消費電力、そして長い使用寿命を備えています。

3D動画制作の工程

1. 事前設計(プリプロダクション)

3Dアニメーションの事前作業には、アニメーション設計の初期段階で策定すべき構成計画が含まれます。原稿のサブショットと関連する注釈、そしてアニメーションの環境構造です。主な任務は、アニメーションで提示すべき効果を文章で記述することです。設計の初期段階では、アニメーターが主人公と脇役の嗜好や性格特性に応じて、キャラクターのイメージや衣装の組み合わせを詳細に記録・記述し、アニメーション設計におけるキャラクター設定の把握を容易にします。

2. フラグメント編集

設計の事前作業が順調に進んだら、計画と注釈に従って残りのフラグメントを処理します。フラグメントの処理には専門的な3D操作ソフトウェアが必要です。コンピュータ技術の著しい発展により、映像設計ソフトウェアはより包括的かつ豊富になり、革新が続いています。映像設計では、3Dmax、Maya、Shake、Paint3Dなどの3D設計ソフトウェアが使用されます。とりわけMayaとShakeは、操作がシンプルで柔軟かつ高速であるだけでなく、グラフィックスに対する回転性と拡張性にも優れています。

3. 最終合成

最終合成では、事前設計で定めた構成計画(サブショット、注釈、環境構造)に基づいて全体を統合します。当社が制作に参加した3Dアニメーション「Bear Infestation」を例にとると、事前設計の要件は、アニメーションの風景環境の設計、画面のライティング構成、そして後工程の特殊効果技術の活用を助ける各種シーンのモデリングをまとめることでした。

制作できる3Dコンテンツの種類

現在、3D映像コンテンツはおおむね次の4種類に分類されます。

種別内容
1企業ロゴ、プロモーションビデオ、製品展示
2牛・ライオン・クジラ・ドラゴンなどの動物
3マスコット、ロボット、実在人物のモデリング
4水、海の波などの特殊効果

費用はどのように決まりますか?

お見積りは、次の3点を基準に算出します。

  • 映像の長さ(秒数)
  • スクリーンの解像度
  • 3Dコンテンツの難易度(キャラクターアニメーションの有無、特殊効果の複雑さなど)

詳細は個別にお見積りいたします。スクリーンのサイズとご希望の内容をお送りいただければ、1営業日以内にご提示します。

制作スケジュール

45〜60秒の裸眼3D映像の場合、制作期間は30〜40日が目安です。標準的な進行は以下のとおりです。

工程作業内容日数
1コンセプト提案の作成5日
2コンセプト案の深化5日
3プレビュー映像の制作(レンダリングなし版)5日
4映像ファーストドラフトの制作10〜15日
5最終稿の最適化・修正10〜15日

※キャラクターアニメーションが必要な場合、アクションの難易度により工程3の日数が変動します。工程4・5はレンダリングの作業量により変動します。

よくある質問

Q. 裸眼3Dは、既存のLEDビジョンでも実現できますか?

スクリーンの解像度、リフレッシュレート、拼接(継ぎ目)の状態によります。小ピッチで3840Hz以上のリフレッシュレート、シームレス構造を備えたスクリーンであれば対応可能です。既設のスクリーンについても、仕様を確認のうえご相談に応じます。

Q. 3Dメガネは必要ですか?

いいえ。裸眼3D(ノーグラス3D)は専用メガネなしで視認できる方式です。特殊なCGアニメーションとスクリーン設計により、肉眼で立体感を生み出します。

Q. 制作期間はどのくらいですか?

45〜60秒の映像で30〜40日が目安です。コンセプト提案から最終稿の修正まで5つの工程で進行します。

関連ページ

お問い合わせ

裸眼3D LEDビジョンの導入、3D動画制作のご相談は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。スクリーンのサイズとご希望の内容をお送りいただければ、1営業日以内に最適な仕様とお見積りをご提示します。

お問い合わせ・お見積りはこちら

【最終更新日:【2026年10月】】

PRE:Period NEXT:3D動画制作サービス